【阪神JF】ボンドガールが右前肢の打撲で出走回避 手塚調教師「万全の状態で使えないと思いましたので…」

ボンドガールは出走を回避
ボンドガールは出走を回避

 ◆第75回阪神ジュベナイルフィリーズ・G1(12月8日、阪神・芝1600メートル)

 前走のサウジアラビアロイヤルCで2着に好走し、高い素質から人気の一角として見られていたボンドガール(牝2歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ダイワメジャー)の出走回避が12月6日、決まった。

 同馬は5日の調教中に放馬するアクシデントがあり、この日は予定していた最終追い切りを見合わせ。角馬場からダートコースを1周の調整で様子を見たが、不安がある状態で送り出すことができないため回避を決めたという。

 手塚調教師は「放馬をした時に右前肢を打撲して、やっぱり腫れがひかなかったことなどもあり出走できないと判断しました。JRAの診療所の見解も参考にしながら、関西への輸送もあることを考えると万全の状態で使えないと思いましたので回避することに決めました。オーナーをはじめ、関係者の皆様には大変申し訳ありませんでした」と語った。

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