◆阪神JF・G1(12月8日、阪神・芝1600メートル)追い切り=6日、栗東トレセン
全兄に19年朝日杯FS覇者サリオスがいる良血馬のサフィラ(牝2歳、栗東・池添学厩舎、父ハーツクライ)が上々の仕上がりだ。最終追い切りは栗東・坂路で単走。重心のぶれないフォームで駆け上がり、しまいまでしっかり脚を伸ばして54秒9―12秒3でフィニッシュ。池添調教師は「先週しっかり時計を出していたので、いつでも動ける状態。申し分ないです」と胸を張った。
前走のアルテミスSは2着。勝ったチェルヴィニアとはラストの瞬発力の差があったが、最後までしぶとく脚を使った。指揮官は「ここで結果を出せば、来年、再来年が楽しみです」と大きな期待をかけている。