◆第75回朝日杯FS・G1(12月17日、阪神・芝1600メートル)=12月11日、美浦トレセン
札幌2歳Sを4馬身差で逃げ切り勝ちしたセットアップ(牡2歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父デクラレーションオブウォー)が、初のマイルでも持ち前のスピードを武器にG1戴冠を狙う。
12月10日(日曜)には美浦・坂路コースで4ハロン53秒2―13秒0をマーク。ほど良い気合い乗りで、フットワークも力強い。
鹿戸調教師は「前走は馬場が荒れていてローテーションもタイトだったが、こなしてくれた。ハナに行かなくても大丈夫だと思っているし、この馬のリズムで運んでスピードを生かせれば。粗削りだけど能力はあるので」と期待を寄せた。