【阪神11R・朝日杯フューチュリティステークス】先週に続き難解な2歳戦。何頭にも食指が動きそうになったが、現地で2度も目の覚めるような走りを見せてくれた◎ジャンタルマンタルで勝負する。
余力がありながら、一瞬でライバルをかわし去ったデビュー戦で「ただ者ではない」と確信した。続くデイリー杯2歳Sは馬場の荒れた内を突き抜けて2馬身差V。いずれも予想の“斜め上”をいくパフォーマンスだった。苦もなく絶好のポジションが取れて、鞍上のゴーサインには瞬時に反応。力み加減に映っても折り合いはついており、抜群のセンスと完成度の高さを感じる。
この中間も栗東・坂路で緩めず乗り込まれ、さらに一段階のパワーアップに成功した。現時点で最高潮と言っていい仕上がりに「G1のタイトルを取れる貴重な機会」と高野調教師。パワーも備えており、道悪や坂のある阪神を苦にするとは思えない。大人びた立ち回りで栄冠を勝ち取る。
G1予想は2連敗中。ここで悪い流れを断ち切って、有馬ウィークにつなげたい。馬連(3)から(17)(8)(6)(1)(10)(15)。