JRAが発表している17日の阪神芝の含水率は朝5時に測定したもので、ゴール前が12・9%。4コーナーは12・3%となっている。朝の段階では重馬場に近い含水率だ。前日の雨もあって稍重からのスタートで、2Rの芝1800メートルのレース上がりが35秒3、3Rの芝1400メートルが35秒6。今後回復していくとみられるが、気温も低いためパンパンの良馬場とまではならない可能性が高い。
11Rの朝日杯FSも瞬発力はそこまで求められない可能性がある。そこで期待できるのが、北海道の力の要る芝で重賞を勝ったセットアップだ。前走の札幌2歳Sは稍重だったが、スイスイと逃げ切り、上がり3ハロンも最速だった。マイルへの短縮は課題ではあるが、パワーが要求されそうな馬場で、ハナ、あるいは番手からの押し切りも十分だ。