◆第68回有馬記念・G1(12月24日、中山競馬場)
暮れのグランプリの公開枠順抽選会が12月21日、東京都内で開かれ、前走の福島記念で重賞初タイトルを獲得して一気のG1奪取に挑むホウオウエミーズ(牝6歳、美浦・池上昌和厩舎、父ロードカナロア)は、過去10勝、2着6回で勝率、連対率ともトップの絶好枠3番に決まった。
15番目にクジを引いた田辺裕信騎手は、残っているのが3番枠と7番枠という質問に「どっちでもいいなと」と語った。両手で入念に選んだ末に2枠3番を引き当て、「(前走の福島記念でコンビを組んだのが)本当に久々でしたね。別馬かと思うくらい動くようになっていて、成長を感じました。(有馬記念は)いろんな意味で楽しみですね」と、明るい表情で話した。