【有馬記念】有力牝馬2頭が鬼門の大外でルメール騎手「心臓が痛い」 武豊騎手ドウデュースは3枠5番…有力馬明暗

大外16番枠決定に顔を覆うルメール(左)と高柳瑞調教師(カメラ・池内 雅彦)
大外16番枠決定に顔を覆うルメール(左)と高柳瑞調教師(カメラ・池内 雅彦)
ドウデュース
ドウデュース
5番枠を引き当てたドウデュースの友道調教師(カメラ・池内 雅彦)
5番枠を引き当てたドウデュースの友道調教師(カメラ・池内 雅彦)

◆第68回有馬記念・G1(12月24日、中山競馬場・芝2500メートル)

 暮れのグランプリ、有馬記念の公開枠順抽選会が12月21日、東京都内で行われ、全16頭の枠順が確定した。武豊騎手とコンビ復活となる昨年の日本ダービー馬ドウデュース(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、ハーツクライ)は、3枠5番に決定。過去10勝、2着6回で勝率、連対率トップの3番枠はホウオウエミーズ(牝6歳、美浦・池上昌和厩舎、父ロードカナロア)に決まった。

 過去25頭が出走して3着以内が一度もない鬼門の大外16番枠には、今年G1・6勝のクリストフ・ルメール騎手の手綱で人気の一角になるとみられるスターズオンアース(牝4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ドゥラメンテ)が入った。ルメール騎手は「心臓が痛いです」とショックの表情を浮かべた。同じピンク帽の15番枠には凱旋門賞4着から直行したスルーセブンシーズ(牝5歳、美浦・尾関知人厩舎、父ドリームジャーニー)も入り、尾関調教師は「いい方に出れば…」と渋い表情を見せた。

 決定した枠順は以下の通り。(馬番、馬名、性齢、斤量、騎手の順)

(1)ソールオリエンス  牡3 56 川田 将雅

(2)シャフリヤール   牡5 58 松山 弘平

(3)ホウオウエミーズ  牝6 56 田辺 裕信

(4)タイトルホルダー  牡5 58 横山 和生

(5)ドウデュース    牡4 58  武 豊

(6)ディープボンド   牡6 58 トム・マーカンド

(7)アイアンバローズ  牡6 58 石橋 脩

(8)ライラック     牝4 56 戸崎 圭太

(9)ヒートオンビート  牡6 58 坂井 瑠星

(10)ジャスティンパレス牡4 58 横山 武史

(11)ハーパー     牝3 54 岩田 望来

(12)ウインマリリン  牝6 56 ルーク・モリス

(13)タスティエーラ  牡3 56 ライアン・ムーア

(14)プラダリア    牡4 58 バウルジャン・ムルザバエフ

(15)スルーセブンシーズ牝5 56 池添 謙一

(16)スターズオンアース牝4 56 クリストフ・ルメール

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