◆第68回有馬記念・G1(12月24日、中山競馬場・芝2500メートル)=12月22日、栗東トレセン
スタミナ自慢のアイアンバローズ(牡6歳、栗東・上村洋行厩舎、父オルフェーヴル)が道中で仕掛け、大逃げの形に持ち込んだ前走ステイヤーズSの再現を狙う。「守るよりも攻める競馬を」と黒野助手も積極策を示唆した。
前走のステイヤーズSは逃げるアフリカンゴールドに道中で競りかけ大逃げの持久力勝負に持ち込み、後続に影を踏ませず2馬身半差の快勝。ハナを主張しそうなタイトルホルダー(2枠4番)の出方を見ながら進められる4枠7番。「スタートは速くないので、文句ない枠。どこかでペースを落とすより、ハイペースに持ち込んでどうか。(勝つ)可能性を探すならそういう競馬ですね」と同助手。この日は角馬場で運動し、その後、Eダートコースを周回し態勢を整えた。