【中山10R・中山大障害】◎ジューンベロシティは今年4月の中山グランドジャンプが平地も含めての重賞初挑戦だった。6着に終わったが、一線級とのレースを経験したことで飛躍的にスキルアップ。続く東京ジャンプSで初タイトルを手にすると、2走前の阪神ジャンプSも制してJ・G3を連勝した。
前走のJ・G2は1番人気に応えられず4着に終わったが敗因は明確。向こう正面で囲まれて位置を下げたうえ、直線もなかなか外に出せず追い出しが遅れてしまった。力負けではなく、参考外の一戦とみている。
短期放牧を挟んでここ目標に調整は順調。今回は良馬場で戦えるのも好材料。ロスなく運べば障害G1タイトルに手が届く。
マイネルグロンの前走は脚元を考慮して余力残しの調整ながら重賞を制した。今回は予定通りに調教が積めて、前回以上の状態。4連勝で一気に頂点まで上り詰めるか。ビレッジイーグルは自分のリズムで運べば最後までしぶといタイプ。単騎逃げ濃厚だけに、持久力を生かしての粘り込みがあっても。