◆第69回東京大賞典・G1(12月29日、大井・ダート2000メートル)
チャンピオンズCで鋭い末脚を発揮して2着に好走したウィルソンテソーロ(牡4歳、美浦・小手川準厩舎、父キタサンブラック)は24日(日曜)に美浦・坂路を56秒7―12秒3で登坂。しまい重点ながら、仕掛けられてからの反応は抜群で馬体の張りも目立つ。
小手川調教師は「チャンピオンズCの後も本当にいい状態ですし、水曜(20日)に坂路で併せ馬をして、気持ちも入ってきました」と説明。今回と同舞台のJBCクラシックは5着に終わったが、「入れ替えたばかりだった大井の砂に対応できなかったけど、一回経験したことで対策はできた。(原)ジョッキーも手の内に入れているので」と自信を深めている。