12月28日の中山競馬場は朝からどんよりとした曇り空が広がっていたが、昼過ぎから太陽がのぞきだした。
午前中の芝レースは3、4Rの2歳未勝利戦。ともに前めで内を通った馬が勝利しており、今年最後の開催でも依然として前が有利な馬場コンディションとなっている。4Rは2、3着が追い込んだ馬で、有馬記念の週までに比べると差しも利きやすくなっているが、それでも狙うべきは先行馬だろう。
また、今開催は例年より高速決着が相次いでおり、ホープフルSもある程度の走破時計は求められる。狙い目はウインマクシマムだ。前走、同舞台で逃げ切った未勝利戦の勝ちタイムは2分0秒7。これは、今年の2歳中山戦で3位タイの優秀な数字となっている。追い切りでも美浦・Wコースでラスト1ハロン11秒0という超抜時計をマークし、状態は絶好調。外寄りの15番枠だが、すんなり先行で切れば押し切りも十分だ。