【阪神5R・2歳新馬】ベラジオボンドが楽々と抜け出し快勝 岩田望来騎手「すごくいい内容」

阪神5Rで初陣を飾ったベラジオボンドと陣営関係者(カメラ・吉村 達)
阪神5Rで初陣を飾ったベラジオボンドと陣営関係者(カメラ・吉村 達)

 12月28日の阪神5R・2歳新馬(芝1800メートル=14頭立て)は、1番人気のベラジオボンド(牡2歳、栗東・上村洋行厩舎、父ロードカナロア)が快勝した。勝ちタイムは1分47秒5(良)。

 スタートが決まり、好位で脚をためた。抜群の手応えで直線を向くと、先に抜け出しを図った2着エボルヴィングを外から勢いよくパス。3馬身突き放した。

 岩田望来騎手は「スタートをしっかり切ってくれて、いい形で直線を迎えられました。追ってからもしっかり反応してくれました。初戦としては、すごくいい内容だったと思います」と評価した。

 今年5月の千葉サラブレッドセールで最高額となる1億円で落札された。上村調教師は「セリの時からすごくいい走りをしていたのでね。(入厩して)2か月ほどじっくり乗り込んだかいがありました」と笑み。「勝ち方に余裕があったし、先が楽しみな馬。クラシックに乗せたいので、そういう路線を歩んでいければ」と来春を見据えた。この後はいったん放牧に出される予定。

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