【阪神12R・カウントダウンS】今年の西の最終レースはスコールユニバンスが制す 田口貫太騎手「これを励みにまた来年も」

 12月28日の阪神12R・カウントダウンS(3歳上3勝クラス、芝1200メートル=16頭立て)は、8番人気のスコールユニバンス(牝4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ドゥラメンテ)が直線で馬群から抜け出して勝利し、オープン入りを決めた。勝ちタイムは1分8秒8(良)。

 道中は一団となった馬群の中央やや後ろ。手応えに余裕を持って直線を向くと、進路が開いた残り150メートルで一気に加速して抜け出した。最後は外から迫ったスーサンアッシャーを半馬身差で退けた。

 ルーキーイヤーを最高の形で締めくくった田口貫太騎手は「前走より馬の状態が上がっていたのが返し馬で分かりましたし、競馬もうまくゲートを出てくれて道中もハミをとって最後もいい伸び脚で、ここまで仕上げてくださった厩舎スタッフに感謝したいです。今年一年最後のレースだったので、あまり気にすることなく乗りましたが、やっぱり最後に勝てたのはうれしいですし、これを励みにまた来年も頑張りたいなと思います」とJRA通算35勝目を喜んだ。

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