◆第58回シンザン記念・G3(1月8日、京都競馬場・芝1600メートル)=1月2日、美浦トレセン
エコロブルーム(牡3歳、美浦・加藤征弘厩舎、父ダイワメジャー)は、前走の未勝利戦で3番手から上がり3ハロン最速となる33秒2の末脚を繰り出し4馬身差の圧勝。非凡な能力をまざまざと見せつけた。加藤征調教師も「競馬でもすごく余裕があったね。最初から動きが良かったし、期待していますよ」と、言葉に力を込める。
12月28日の1週前追いきりではWコースで5ハロン66秒0―11秒4をマーク。一杯に追われると、2馬身追走した僚馬に内から2馬身先着した。2日にも坂路をキビキビとした動きでかけ上がり、状態の良さをアピール。トレーナーは「いたって順調です。牧場で左前脚を捻挫したって話もあったけど、全く気にならない」と状態に胸を張った。重賞制覇へ視界は良好だ。