◆第62回京都金杯・G3(1月6日、京都・芝1600メートル)
黄金世代のトップを目指す。今年6月に24歳になる年男の団野は昨年、高松宮記念でG1初制覇。しかしJRA勝利数は50勝で、キャリアハイの62勝(20年)を下回った。「勝利数に満足できない。昨年と違って大きなけがもなかったので、余計にそう感じますね」と悔しさをにじませた。
同期の岩田望は昨年113勝し、若手のエースとなっている。菅原明も関東リーディング3位と躍進。「今年はもっと勝ちたい。数字を挙げるなら100勝を目指したい」と、勝ち星倍増を誓った。
第62回京都金杯・G3(6日、京都)にはドルチェモアで参戦。「年が明けて一発目の重賞。もちろん毎年、乗りたいですし、結果が出れば一番いい」と意気込む。「G1もまた勝ちたいですし、G1や重賞に毎回依頼をいただけるような数字を残したい」。龍のごとく、上昇し続ける一年にする。(水納 愛美)