◆第73回中山金杯・G3(1月6日、中山競馬場・芝2000メートル)=追い切り、1月3日、美浦トレセン
昨年2着のクリノプレミアム(牝7歳、美浦・伊藤伸一厩舎、父オルフェーヴル)は、前走のターコイズSで12着と大敗。だが、7歳になっても決して衰えがあるわけではない。追い切りでは、Wコースを馬なりのまま6ハロン82秒3―11秒7の好タイムで疾走。手綱を執った松岡正海騎手は「時計はうまくいったし、前回より上向いている。使われて良くなる馬だしね。回復が遅くなってはきているけど、能力は全く落ちてないよ。牝馬というよりおとこ馬みたいな感じ」と胸を張った。ハンデは昨年より0・5キロ増えただけ。再び上位争いする可能性は十分だ。