数字で振り返ろう2

ブラーヴイストワル
ブラーヴイストワル

 こんにちは、山本です。今日は京都競馬場からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、デスク生活をしていた昨年。取材で競馬場を訪れたことが一度もありませんでした。これが想像していたよりも寂しいものでしたねぇ、実際。で、今日は「復帰」初日ということなのですが、すごくドキドキしていたんです。それは新装・京都が初めてだったから。先ほど「取材で」と書いたように、正式に言うと一度来ています。本当に柄にもなく、昨秋にインターンシップの学生さんの引率を行いまして、その時には足を踏み入れました。とはいえ、取材となると全く話は違います。

 ということで、キュン水納記者に新しくなった入り口、記者席までの行き方などを引率され、田舎者のようにキョロキョロしながら、何とかパッチパチを開始。当然ですが、記者席も新しくなっており、広くゆったりとした作り。貧乏性なもので、まだ落ち着かない状態での仕事ですが、こちらも徐々に慣らしていくかもしれません。

 そうそう、そのインターンシップの時、学生さんに「現場に来る日を待ってますよ」と激励しつつ、「俺が戻れるのかな…」と思っていましたが、何とか復帰。あの時に参加した学生さんが来年入社してくれたりすれば、色々と思うところがありますよね。

 ということで、まずは目の前のお仕事。そろそろ本題へ。明日のレースを中心に見ていきましょうか。

 京都5Rには惜敗が続く音無厩舎のミッキースターダム(牡、父エピファネイア)が登場します。「前走は勝ちに行ったぶんもあったかもしれません。状態はキープしています」と生野助手。引き続いてのマイル投入で今度こそ、といったところでしょうか。

 さて、音無厩舎は一昨日の更新でレッドエヴァンスについて書きましたがもう一頭、血統馬がデビューへ向けた調整をしているんです。それがアイルドリアン(牝、父キズナ、母スターアイル)。G1を2勝したミッキーアイルの半妹です。まだ決まってはいないんですが、早ければレッドと同じ来週の京都芝マイルという可能性もあるとのこと。「硬さもあって、まだ非力なんですが、時計は出るんですよね。能力があるんだと思います」と生野助手。ゆかりの血統馬は徐々に気配を上向かせつつ、デビューの時を待っています。

 続く京都6Rは平場とはいえ、面白そうな一戦になりました。重賞でも好走のナムラエイハブ(牡、父ヴィクトワールピサ)、友道調教師が「まだまだだけど、新馬の頃よりはしっかり動けている」と話すアドマイヤテラ(牡、父レイデオロ)も面白そうですが、今回は池江厩舎のブラーヴイストワル(牡、父ロードカナロア)について。3戦目となった前走を危なげない内容で逃げ切り、今回が昇級戦となります。「内容が良かったし、少しずつ、競馬を覚えてきたという感じですね」と池江調教師は成長を感じ取ります。今まで3戦はすべて外回りでしたが、今回は初の内回り投入。とはいえ、トレーナーは「コーナー4つも大丈夫じゃないですかね」と意に介していない様子でした。ここは一気の連勝で、軌道に乗りたいところです。

 池江厩舎といえば、先日書いたダノンウィルヘルム(牡、父レイデオロ、母ファイネストシティ)が調整を続けています。「少しずつ、馬を気にする面が良くなってきて、5ハロンぐらいなら動けるようになってきました。これで6ハロンぐらいで水準ぐらいの時計が出れば、ですね」と池江調教師。しっかりと土台を作っていき、ようやく改めて初陣の日を決めていく段階に入ったのではないでしょうか。

 さて、ここからはPOG雑談。昨年の2歳戦、昨日は種牡馬を見ていきましたが、今回は厩舎を見ていきましょう。トップは15勝の木村厩舎。絶対的エースのイクイノックスは引退しましたが、次世代は着実に育っています。特にホープフルSを制したレガレイラなど牝馬が9勝と好調。阪神JFを回避したチェルヴィニアなども次戦が注目される存在ですし、そのイクイの下になるガルサブランカなど、まぁタレントぞろいです。

 この木村厩舎の2歳戦が複勝率69・2%というすごい数字なんですが、それを上回る70・2%なのが友道厩舎。何度も書いている厩舎なので、今回は軽くにしますが、2勝以上しているのは一頭のみ。まだ成長途上という馬が多いため、無理をしていない印象が強く、次戦に注目という馬が多いです。昨年のJRAリーディングを取った杉山晴厩舎は2位タイの14勝とさすがの数字。その2位タイのもう1厩舎がシュトラウスなどがいる美浦の武井厩舎で、勝手な印象ですが、そろそろブレイクしても、と思っている厩舎です。あとはジャンタルマンタルがいる高野厩舎が4位タイの14勝。大駒候補が控えている矢作厩舎、堀厩舎が12位タイの10勝とまずまずの成績を残していますよね。

 では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

京都11R・15デシエルト(本日の紙面コラムに書きましたが、前走も負けて強しの競馬。勝って、フェブラリーSへ!)

 続いては馬券王への道 延長戦です。

京都3R・16ピンネシリ(もう一度だけ狙う。スムーズに前へつけやすい外枠から)

京都4R・9グローバリスト(「攻め馬を強化して、変わってきた。今は具合もいいです」と梛木助手)

京都10R・3ショウリュウレーヴ(カギはゲート。好位からスムーズに流れに乗れば)

 今日はここまで。オッと、今、中山10Rで昨日取り上げたキャプテンシーが勝ちましたね。ということで、また明日です。ではでは

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