【中山11R・フェアリーS】◎スティールブルーから入る。新馬戦は中団でじっくり構え、直線で抜け出す際の反応が抜群。ゴール前は流す余裕を見せながら上がり3ハロンは最速の32秒9をマークして2馬身半差をつける完勝だった。
前走のアルテミスSは一転、好位3番手からスムーズに折り合い、直線で一度は先頭に立つ場面。結果的に目標になる形になり超良血のチェルヴィニア(1着)、サフィラ(2着)に屈したが、世代トップクラスの能力を確認できた3着だった。
3日の美浦・Wコースでの最終追い切りは、5ハロン66秒5の自己ベストで昨年の中山金杯を制したラーグルフ(5歳オープン)を相手に併入。使いつつ着実に良化し、前回以上のパフォーマンスを披露できる仕上がりになった。鞍上にルメールを迎えたのも魅力で、重賞初制覇のチャンス到来だ。
○キャットファイトは前走の阪神JF(10着)ではパドックからテンションが高く、折り合いを欠いた。2走前にコースレコードをマークした中山マイルで、巻き返しを図る。▲イフェイオンは2戦連続で上がり最速。決め手比べになればひけを取らない。