◆第58回シンザン記念・G3(1月8日、京都競馬場・芝1600メートル)=1月7日、栗東トレセン
ノボリショウリュウ(牡3歳、栗東・石橋守厩舎、父リアルスティール)が、辰(たつ)年の主役に名乗りを上げる。レース前日のこの日は坂路をキャンター。キビキビとしたフットワークで好仕上がりをアピールした。石橋調教師も「先につながるレースをしてほしいね」と期待を込めた。
「キャリアが浅いので多頭数と、もまれた時にどうか」とトレーナー。課題を挙げたが、デビュー戦は3番枠からスタートを決め、道中は2番手を追走。4角で早々と先頭に立つと、ラストまで力強い脚取りでそのまま押し切った。その内容から、今回も同様に内枠から前、前で運べれば先行有利な馬場を味方に見せ場を作れるはず。新春の重賞を制し、“昇竜”になれるか。