◆第58回シンザン記念・G3(1月8日、京都競馬場・芝1600メートル、良)
新春の3歳重賞は、4年ぶりとなる京都を舞台にフルゲート18頭で行われ、3番人気のノーブルロジャー(牡、栗東・吉岡辰弥厩舎、父パレスマリス)が、デビュー2戦目で重賞初勝利となった。勝ちタイムは1分34秒5。
武幸四郎調教師(ラーンザロープス=4着)「頑張りましたね。精神的に紙一重の部分はあるが、いい方向に成長しているのを感じました」
酒井学騎手(テイエムリステット=6着)「基本、ダートかと思っていましたが、渋った馬場を苦にせず、走ってくれました。内枠で(京都)金杯の岩田(康)さんのように内からいこうと考えていて、直線ではジワッと伸びてくれました。馬群の中でもひるまず、いい勉強になったと思います」
藤岡佑介騎手(アルトゥーム=7着)「スタートがすべてですね。(ゲートの)中で力が入っている感じで、うまく出し切れませんでした。そのぶん、ポジションが悪くなって、馬場の悪いゾーンに押し込められました。広いところに出してからは、のびのびと走れていました」
北村友一騎手(ゼルトザーム=8着)「スタートは五分に出ました。行ければ、ハナでもいいと思っていました。最後もよく頑張っています」
藤岡康太騎手(ケーブパール=9着)「馬場傾向を考えて、ポジションを取りにいこうとしましたが、初速があまりつかずに中団から。向こう正面で両サイドから挟まれる不利が痛かったですね。リズムを崩した中でも脚は使ってくれています」