藤田菜七子騎手は開幕週の小倉で計5鞍 前走が千直2着のキュベリンは「1200メートルでも勝っている」

藤田菜七子騎手
藤田菜七子騎手

 藤田菜七子騎手=美浦・根本康広厩舎=は、今週から開幕する小倉で5鞍(土曜3鞍、日曜2鞍)に騎乗を予定する。

 小倉参戦は昨年の同開催以来で、約1年ぶりとなる。先週の3日間開催で最後の騎乗を終えると、「火曜に追い切りがあったのですぐに小倉に向かいました」。しばらく現地に滞在し、調教などにも乗る予定だ。

 土曜12Rはキュベリンと3戦連続のコンビ。近2走は新潟の千直で騎乗し(5)(2)着と安定している。特に前走は勝負どころでなかなか前が開かず、厳しい競馬を強いられながらも連対を確保と力を示した。10日には小倉ダートコースで追い切りに騎乗した。「すごく順調そうで元気いっぱい。いい状態で競馬に臨めそうですね。千直が合うタイプの馬ですが、1200メートルでも勝っていますしね。いい脚を持っているので、その使いどころがポイントですね」と、6ハロンでも好走をイメージする。

 日曜6Rも3戦連続のコンビとなるフォカッチャの手綱を執る。10日に小倉ダートコースでまたがり感触を確かめた。「テンションが高いタイプで、輸送がなくなるのはいいですね。今週は少しテンションが上がるところもあったんですが、滞在自体は合っています。馬もだいぶしっかりしてきましたし、いい競馬ができれば」と前走8着からの前進に期待した。

【土曜小倉】

3Rテーオーダイヤ(牝3歳、栗東・梅田智之厩舎、父カリフォルニアクローム)

8Rヘネラリーフェ(牝6歳、栗東・藤沢則雄厩舎、父ドゥラメンテ)

12Rキュベリン(牝4歳、美浦・嘉藤貴行厩舎、父ノヴェリスト)

【日曜小倉】

1Rオテンバムスメ(牝3歳、栗東・北出成人厩舎、父セレスハント)

6Rフォカッチャ(牝3歳、美浦・小手川準厩舎、父ミッキーグローリー)

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