◆第71回日経新春杯・G2(1月14日、京都競馬場・芝2400メートル)=1月13日、栗東トレセン
リビアングラス(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父キズナ)が巻き返し態勢を整えた。この日は坂路を63秒7―16秒2でキャンター。力強いフットワークで好仕上がりをアピールした。「前走もいい感じでしたが、今回はすごく雰囲気がいい」と、手綱を執った甲斐助手もうなずいた。
それまでの積極策ではなく、好位に控えて7着に終わった前走のグレイトフルSは、得意のスタミナ勝負の形に持ち込めず切れ負けした印象。「展開が合わなかったですね」と同助手。「今年良くなりそうですし、緩すぎるくらいの馬が、しっかりしてきた。いい結果が出ればいいですね」と、菊花賞4着馬の底力に期待していた。