昨年末に背中に入っていたプレートとボルトを除去する手術を受けた池添謙一騎手=栗東・フリー=が1月13日、約3週間ぶりに京都競馬場で実戦復帰した。ソルトクィーン(牝3歳、栗東・武英智厩舎、父シルバーステート)に騎乗した3戦目の5R(3歳未勝利)では、好位から抜け出し今年初勝利。「2戦目で少しテンションが高くなっていましたが、競馬に行くと落ち着いていました。上積みがあったと思うし、フットワークもいいものがあります」と、2024年の1勝目を満足そうに振り返った。
同騎手は昨年の有馬記念後に、一昨年11月の落馬事故で骨折した患部に入れていたプレートとボルトを抜く手術を行い、今週8日から調教の騎乗を再開していた。