1月14日の中山4R・3歳新馬(ダート1800メートル、16頭立て)は、6番人気のクレイヴィンオナー(牡3歳、美浦・嘉藤貴行厩舎、父ヘニーヒューズ)が、初陣を飾った。2着に4番人気ミツカネジェミニ(戸崎圭太騎手)、3着に13番人気ビックリマーク(丸田恭介騎手)が入り、3連単58万5720円の波乱となった。勝ち時計は1分56秒7(稍重)。
序盤は中団内を進んだが、向こう正面で外に出し、動いて前に進出すると3コーナー付近では再び内に進路をとり、先行馬の後ろで脚をためた。直線では逃げ残りを図る2着馬を、ゴール前でとらえ半馬身退けてゴールに飛び込んだ。横山和生騎手は「まだ体に余裕があるなかで、しっかり調教をやってきたことが大きいです。3コーナーでうまく内に潜り込めて最後は伸びてくれました」と振り返った。
嘉藤調教師も鞍上の好騎乗を「ファインプレー」と話し、「叩いた方がいいですし、大事にしていきたい。まだこれから良くなってくると思うので楽しみ」と期待を口にした。