細かな話題でつなぎます(栗東)

グラヴィス
グラヴィス

 こんにちは、山本です。今日も栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、今日は起床時に布団から出たくないほど、とにかく寒かったんだけど、スタンドに向かおうと車に乗り込むと、フロントガラスが凍っていて、解凍にひと苦労。野外で人を待っていると、つま先がピリピリと痛くなってくる。取材しようという気持ちが折れそうになりながら、何とか駆け回りましたよ、一応。

 とはいえ、暖房が効いている記者席とはいえ、パッチパチと打つ手も妙に重い気がする。今日は仕事がはかどませんでしたわ、本当に。ということで、どーでもいい前振りはこれぐらいにして、そろそろ本題へ入りましょう。

 そんな寒い記者席で本日の入厩馬を見ていると、池添厩舎の良血馬サフィラ(牝、父ハーツクライ)の文字。どこに使うのかなと思っていると、シルクホースクラブのHPによればクイーンCのようですね。2着だったアルテミスSと同じ舞台。桜花賞の舞台を確実にするためにも、ここは賞金加算が求められる一戦となりそうです。

 3歳牝馬戦線といえば、高野厩舎にジオグリフの半妹で昨年末の阪神でデビューVを飾ったチルカーノ(牝、父ハービンジャー)がエルフィンSを目指し、栗東に戻ってきています。初戦も正直、取材の感触は今ひとつの中での勝利だったんですよね。だから、最後の末脚には驚きましたよ。そして、今回は2戦目です。「馬はいいですよ。調教は動かない、時計が出るタイプではないですね。ただ、動かすと期待以上の走りをするという感じです」と高野調教師。どうやら、攻め馬駆けするタイプではなさそうという認識ができているようで、順調に調整できているという点が何よりでしょうか。あと、エルフィンSには橋口厩舎で新馬勝ちの後、アルテミスSで10着だったニシノコマチムスメ(牝、父ルーラーシップ)も参戦するようです。

 あと、ひとつ訂正を。先日の更新で書いた松下厩舎のショウナンハウル(牡、父レイデオロ)はゆきやなぎ賞ではなく、ゆりかもめ賞でした。混乱してしまった方はすいません。すでに栗東に戻って、調整は開始しています。

 友道厩舎では京成杯でまさかの12着と大敗したジュンゴールド(牡、父エピファネイア)。こちらは放牧で立て直します。「能力はあると思うけど、気持ちの問題かな」と友道調教師は冷静に分析していました。新馬、3歳1勝クラスと連勝中のアドマイヤテラ(牡、父レイデオロ)は若葉Sを視野に入れているようです。未勝利、エリカ賞と連勝中のメリオーレム(牡、父シュヴァルグラン)はすみれSで3連勝を狙うとのことです。

 最後に午後の厩舎作業中に訪れた矢作厩舎から。藤田助手と話をしていると、「今日帰ってきたよ」と教えてもらったのがグラヴィス(牡、父ハーツクライ)でした。兄姉にリアルスティール、ラヴズオンリーユーを持つ超良血馬です。2戦目で敗戦を喫した後、少し間隔が空きましたが、ようやく戻ってきたという感じ。ご存じの通り、成長力豊富な血統ですから、また様子をお伝えしたいと思っています。

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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