◆若駒S追い切り(17日・栗東トレセン)
若駒S(20日、京都)で無傷の2連勝を狙うブエナオンダが17日、栗東・CWコースでの最終追い切りで軽快な動きを見せ、仕上がりの良さを伝えた。
アメリカJCCに出走するショウナンバシット(4歳オープン)を内から4馬身追走。川田は全く無理をさせず、馬体を併せる感じだったが、6ハロン85秒5―11秒5で併入に持ち込んだ。「確認程度だったけど、それでも動いている。まだ幼いけどね」と須貝調教師は満足そうにうなずいた。
初戦は着差がつきにくいとされるスローの上がり勝負で4馬身差の圧勝。中間は成長を促すために3か月も空けた。「バシッとハミにかかった時の瞬発力がいい」とトレーナー。馬主はこのレースで05年ディープインパクトなど6勝を挙げる金子真人HD。偉大な先輩たちを目指し、万全の態勢でクラシックの登竜門に挑む。(山本 武志)