激熱な一戦(栗東)

パシフィックルート
パシフィックルート

 こんばんは、山本です。本日は栗東からの移動、帰宅、長電話、少しダラダラした後にパッチパチのスタートです。

 さて、年を重ねても、情けない行動は変わりません。昨夜は記者席で珍しく遅くまで仕事をしていたんですが、夕食の買い出しから帰った直後の午後8時。会社から配布されているスマホが手元にないことに気づいたのです。車の中やバッグの中などを丁寧に探したけど、なかなか見つからない。記者席に残したままかもと思い、遅くまで残っていた記者仲間に電話したけど、忘れていないという。結局、どこにあったかと言えば何と取材ノートに挟まった状態。スマホを挟んだノートをどうやってバッグに収めたんだ、と自分の行動に首を傾げながら、寒空の中で20分近く、捜索活動をした虚しさたるや…。

 そして、本日。我々はトレセンで取材証を首にかけて、取材しています。朝の取材が終わった後、トレセン事務所でのんびししていると、記者仲間さんから「ヤマタケさん、スタンドに取材証忘れてませんか」との指摘。確かに首にはない。そんな大事なもの、忘れるかいなと自分に突っ込みたいのですが、服を一枚脱いだ時に置きっぱなしにしていたような気がする…。急いで取りにいかなきゃ、と思ったのですが、その取材証がないと、トレセンには入れないんですよね。その結果、スタンドに残っている他社の記者さんに「持って帰ってもらえませんか」と平身低頭。通信簿で「整理整頓」と「忘れ物」の欄が常に△だったことを思い出した2日間でした、今回は。

 ということで、当ブログぐらいはしっかり書こうと心に誓いつつ、そろそろ本題へ。

 さて、まずはお知らせです。ワタクシがPOG動画でドラフト1位指名した矢作厩舎のドゥマイシング(牡、父ドゥラメンテ)が栗東の田中克厩舎に転厩となりました。正直、ドラ1が年越し直後に転厩するという経験が過去になく、戸惑っておりますが、ここは思考回路を切り替えて、新たな環境で新味が引き出されることに期待です。めげませんよ!

 さて、この時期は新馬、特に芝のレースが出馬ラッシュになります。毎年恒例のことですよね。関西で今週、最も激戦区だった日曜5Rの芝マイルは9頭の除外馬が。その中で血統馬がいたんですよ。まずは高柳大厩舎のサウンドイヴォーク(牡、父ブリックスアンドモルタル、母スクービドゥ)ですね。こちらは現オープン、一昨年のオークスでは放馬で競走除外になったことでも注目を集めたサウンドビバーチェの弟になります。「お姉ちゃんと一緒でうるさい面があるので、気性面を考慮しながら、追い込まずにやってきました。持っているモノはいいと思いますよ」と高柳大調教師。除外のぶんも乗り込み、しっかりと態勢を整えての初陣となりそうです。

 そして、高野厩舎のパシフィックルート(牡、父ロードカナロア、母ファンディーナ)も除外となりました。皐月賞に出走、しかも1番人気だったお母さんは好きでしたねぇ。その子供、パシフィックは570キロほどあるようです。「乗り込んで、動けるような感じになってきました。乗り味の良さ、ギャロッピングにいっての感じなどは母の面影を感じさせるものがありますね」と高野調教師は説明します。実は、このお父さんなのですが、距離はもっとあってもいい、と話していたんですよね。だから、仕切り直しとなる来週以降、どのレースを選択してくるかも、ちょっと注目しているんです。

 そして、高野厩舎にはショウナンパンドラの弟になるオールナット(牡、父サトノダイヤモンド)が帰ってきました。ワタクシね、現3歳世代の重賞で注目レースが京都2歳Sだと思っていて、先週の京成杯のダノンデサイルもこの組。メンバー濃いと思っているんですよね。その中の1頭です。シルクホースクラブのHPによると、あすなろ賞を予定とのこと。ここには京都2歳Sで3着だった友道厩舎のサトノシュトラーセ(牡、父ジャスタウェイ)(昨日帰ってきましたよ!)、須貝厩舎のガイアメンテ((牡、父ドゥラメンテ)も参戦予定で、小倉での1勝クラスというのに、個人的には激熱な一戦です。

 最後に音無厩舎。全日本2歳優駿で2着だったイーグルノワール(牡、父ブリックスアンドモルタル)は国内、海外で今後を思案中です。UAEダービーにも登録を済ませたとのことですが、国内になった場合は新設3冠路線を見据えつつ、雲取賞へ向かうことが決定。こちらは、もうすぐ方向性が決まると思いますよ。それにしても、音無調教師はレッドエヴァンス(牡、父ロードカナロア)の先週のレースは相当悔しそうだったなぁ。とはいえ、センセイとは距離がもちそう、いや延びた方がいいのでは、という話も。続戦のようなので、次にどのレースを使うか、楽しみにしたいと思います。

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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