【松井中央の地方創生】29日・帯広競馬 ダービー負けて強しのリョウユウ 11R

 メインレースは4歳限定の報知新聞社杯第17回白雪賞。昨年のばんえい記念を制したメムロボブサップなど、ここをステップにビッグタイトルを手にした馬も多く注目です。今年も昨年の3歳3冠戦線(ばんえい大賞典、菊花賞、ダービー)で接戦を演じたタカラキングダム、ホクセイタイヨウ、マルホンリョウユウの3強揃い踏みでハイレベルな戦いとなりそう。

 本命は2冠馬マルホンリョウユウ。ばんえいダービーは僅差3着で3冠達成ならずでしたが、外めの9番走路は真ん中よりやや重い馬場で、その中で障害をトップでクリアなら負けて強し。前走は古馬の一線級相手にキャリア最重量の760キロで9着も、障害はひと腰でクリアしていて、4歳同士で斤量20キロ減なら巻き返してくれるでしょう。

 強敵はホクセイタイヨウ。3冠は全て2着でしたが、堅実無比で3強の中では最も成長力を感じさせます。タカラキングダム、マルホンリョウユウに斤量10キロもらいなら逆転まで視野。

 3強に割って入ればジェイヒーロー。ばんえいダービーを心房細動で取り消し、復帰戦の前走は、最後甘くなったものの積極策で3着善戦。28キロ増と体もパワーアップし、叩いた上積みと斤量差を生かせれば。馬連(5)―(4)(8)(1)(6)。

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