【東京11R・ジャパンCロンジンWBR受賞記念】◎ダノンギャラクシーは、G2を2勝し、2013年のジャパンC、2015年の宝塚記念で2着の実績があるデニムアンドルビーの全弟。デビュー前から厩舎の期待が高かった良血は、1年5か月ぶりの前走を7馬身差で圧勝した。
デビュー戦からコンビを組むルメールが「馬が大人になっていた」と振り返った通り、スタートを決めて積極的に位置をとりにいっても折り合いはスムーズ。直線は追い出しを待つ余裕があり、走破時計2分22秒8は、1か月後に行われたジャパンCの5着相当で、ドウデュース(4着)から0秒1遅いだけ。ペース、馬場状態も違うため参考程度ではあるが、ポテンシャルの高さは間違いない。
3か月ぶりの今回も調整は順調で、今週の美浦・坂路では51秒6で自己ベストを更新。引き続き全3勝を挙げる得意舞台なら中心は揺るがない。
キングズレインも2勝クラスVは当舞台。近2走はG2で、ともに5着に終わったが、自己条件に戻れば反撃必至とみる。レッドヴェロシティは骨折明けを2回使ってさらなる前進が見込める。