JRAは6日、2024年度騎手免許試験(新規)合格者8人を発表した。大江原哲元調教師が祖父の大江原比呂さんが合格し、JRAで4年連続となる女性騎手が誕生した。また、石神深道さんの父は障害の名手・石神深一騎手、吉村誠之助さんの父は、地方・兵庫競馬の吉村智洋騎手。
吉村誠之介さんは、兵庫で地方通算3334勝を挙げる偉大な父・智洋騎手の背中を見て育ち、念願のJRA騎手に合格した。「幼稚園の頃からそのように思いましたし、同期には負けられない気持ち。新人賞を取りたい」と力強く意気込んだ。憧れの騎手は松山弘平騎手。「多くの騎乗依頼をいただき、結果を残せるような騎手になりたい」と目標を掲げた。
卒業式を見守った父は「大きいテレビを買って待っていたので、今後は週末にレースを見ることが僕の趣味になってきますね」と喜ぶ一方、「卒業するだけじゃ意味がないので。せっかく免許をもらったので超一流を目指して頑張って欲しい」と激励した。
合格者は以下の通り。
氏 名 免許の種類
石神 深道(いしがみ・ふかみち)平・障
大江原 比呂(おおえはら・ひろ)平・障
坂口 智康(さかぐち・ともやす) 障
柴田 裕一郎(しばた・ゆういちろう)平・障
高杉 吏麒(たかすぎ・りき)平・障
長濱 鴻緒(ながはま・こお)平・障
橋木 太希(はしき・たいき)平・障
吉村 誠之助(よしむら・せいのすけ)平・障