【京都記念】機敏な動きのプラダリア 池添調教師「タイトルをさらに取りたい」

坂路を余力残しで駆け上がったプラダリア(カメラ・高橋 由二)
坂路を余力残しで駆け上がったプラダリア(カメラ・高橋 由二)

 ◆第117回京都記念・G2(2月11日、京都・芝2200メートル)追い切り=2月7日、栗東トレセン

 有馬記念14着だったプラダリア(牡5歳、栗東・池添学厩舎、父ディープインパクト)は、坂路で52秒2―12秒4。単走だったが終始楽な手応えで、推進力ある走りでスイスイと駆け上がった。自ら騎乗した池添調教師は「先週にジョッキーで追い切っているので、今朝は微妙なさじ加減をこちらでしました。時計もよかったし、息もすぐに入りました」とうなずいた。

 2走前の京都大賞典では、重馬場を苦にしない走りで重賞2勝目。今の荒れた京都コースもプラスに出そう。「近走は位置を取れて、いい競馬ができている。G1に向けて、タイトルをさらに取って向かいたい」と指揮官は意気込んだ。

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