こんにちは、山本です。今週は本日の朝からチョイと遅めの栗東取材スタート。ということで、今日は帰宅後の西宮の自宅じゃありません。栗東トレセンの記者席です! では、早速パッチパチといきましょう♪
さて、先週あたりから寒さが一気に本格化してきました。ワタクシ、夏場は冷房がないと死にそうなのに、寒い時の部屋の暖房はあまり好きじゃないんです。何だろうな、全体を包むような暖かい空気というのがどうも苦手で…。ワタクシの寒さを救ってくれるのはこたつ、またはホットカーペット中心。脚元から全体を温めていく感じです。
実は自宅で長袖の服を着ているのも、あまり得意じゃないんです。下はさすがに長ズボンですが、上はほぼ半袖が多い。先ほどの暖気が体を包み込むじゃないですけど、手首あたりまで袖がある服を部屋で着ているのが、どうも苦手。外では躊躇なく着ているというのに。
じゃ、今週みたいに寒い時はどうするかと言えば、緑茶または焼酎のお湯割りで体の中から温めていく、もしくは長い入浴で温めるという原始的な手段。ただ、栗東の宿泊施設にはそもそもこなつもなけりゃ、起床時に入る風呂はお湯が冷たい=結局、シャワー。防寒対策は熱い飲み物を胃の中に流し込むだけ、です。まぁ、50歳前の老体に風邪はキツいのであと2日、何とか頑張ります。まぁ、暖房つけて、長袖着りゃいいだけの話ですが…。
ということで、そろそろ本題へ。栗東取材から色々と書いていきましょう。
まずは本日の栗東に橋口厩舎のミカエルパシャ(牡、父エピファネイア)が戻ってきたようです。若駒Sは痛恨の2着で賞金加算に失敗。今後は池添JとのコンビですみれSに向かうとのことです。このレースにはゆりかもめ賞で8着だったショウナンハウル(牡、父レイデオロ)も松若Jとのコンビ復活で参戦する模様。「前回は後ろからではどうしようもないですもんね。レースを使いつつ、色々と覚えていければ」と松下調教師は話していました。
その若駒Sを勝ったサンライズジパング(牡、父キズナ)は報知杯弥生賞ディープインパクト記念に向かうことが正式に決まりました。実はUAEダービーからも招待がきていたようですが、前走の勝利で国内クラシック路戦を歩むことも決まり、辞退となったようです。そして、音無厩舎といえば、ワタクシがまだ決して諦めていないレッドエヴァンス(牡、父ロードカナロア)。こちらは来週の京都芝1800メートルを藤岡康Jで向かうことになりました。「走る馬だと思いますよ。先週乗った時の感触がすごく良かったし、前走時よりも良くなっていると思います」と生野助手の感触も上々です。個人的は待ち望んでいた1ハロンの距離延長&外回り。しっかりと結果を出して、何とか滑り込んでほしいものです。
さて、続いては池江厩舎。新馬、白梅賞と連勝しているスマートスピア(牡、父キズナ)はアーリントンCかニュージーランドTに向かうことになりました。兄のスマートクラージュは1200メートルに良績がありますが、「兄より、距離はもつと思う」と池江調教師は説明。春はマイル路線で頂点を狙っていきます。
そして、先週も書いたホウオウトランプ(牡、父サトノダイヤモンド)です。来週18日の小倉で浜中Jとのコンビでデビューすることになりました。今日は早速、初のコンタクト。浜中Jは「メチャクチャ動く」と切り出した後、「長くて大きい馬で緩い。未完成でまだまだなところはありますが、ペースが速くなった時や直線での動きはいい感じでした」と説明してくれました。見届けた池江調教師は「今日は動かない馬と併せて、抑えめにしようと思ったんだけど、グングン一頭で抜け出しましたね」と説明。先週は非常に優秀な時計を出したのですが、「カイバ食いが落ちたり、ダメージはなかった。本当にポテンシャルが高い」と笑みがこぼれます。池江調教師はこの馬のことを話す時、本当にいい表情をしているんですよ。この時期に使うことは少ないんですが、大物候補が来週、ベールを脱ぐことになりそうです。
最後に矢作厩舎。報知杯弥生賞ディープインパクト記念を見据え、シンエンペラー(牡、父Siyouni)が栗東に戻ってきました。あす9日に軽い追い切りを行うとのこと。徐々にピッチを上げてくると思いますし、また話は聞いておきますね。あと、ラヴズオンリーユーの下になるグラヴィス(牡、父ハーツクライ)は来週のつばき賞に坂井Jで向かうとのことでした。
今日はここまで、また明日です。ではでは