◆サウジC・G1(2月24日、キングアブドゥルアジーズ競馬場・ダート1800メートル)追い切り=2月12日、栗東トレセン
米ブリーダーズCクラシック(2023年11月4日、サンタアニタパーク競馬場・ダート2000メートル)で2着に健闘したデルマソトガケ(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎、父マインドユアビスケッツ)は、CWコースを単走で38秒4(4ハロン55秒4)―10秒9で駆けた。担当の瀬川助手が騎乗し、「のびのびとバランス良く、気分良く走らせるのがテーマ。(ゴール後)1角までやめずに走らせました。輸送もあるし、余力がないと海外では通用しませんからね」と、軽めの国内最終追いの意図を説明。現地では21日にクリストフ・ルメール騎手騎乗で最終調整をする予定だ。
昨年は全4戦が海外でのレース。同助手は「体幹が強いし、何より意思が強いです。キャンターに行くと、物見をすることもありますが、進むことをやめず頼りになります。現地の馬場に(走り方が)フィットする能力がズバ抜けて高いですね」と強みをアピール。
今は540キロぐらいで、「前走時は(栗東で)530キロぐらいで輸送したので、もうひとつ良くなっています。まだまだ良くなる馬ですよ」とさらなる成長にも期待を寄せる。まずは今回、ビッグタイトルをとりに行く。