【小倉11R・小倉大賞典】当初本命だったディープモンスターが出走取り消し。予想を組み立て直すことになったが、あまり時間はかからなかった。前走で鮮やかな直線一気を決めた◎ロングランに託す。
ディセンバーSの上がり3ハロン34秒4は、次位に0秒9差をつける優秀さ。4歳秋のオープン入り後は伸び悩んでいたが、心身ともに本格化してきた印象だ。放牧を挟んで2か月ぶりの今回は、美浦で1週前追い切りを終えてから小倉入り。14日は芝コースで丹内騎手がまたがり、軽やかなフットワークを披露と好調キープをアピールした。
昨年は0秒2差4着。勝負どころから馬場の悪い部分を通っていたことを考えれば、評価できる走りだった。力をつけた今なら、もうひと押しが利くはず。ここで重賞初制覇を果たすとみる。
ダンディズムは8歳になっても充実が目を引く。タフな追い比べで持ち味を発揮するタイプ。前半で流れに乗れれば、争覇圏まで差し込んでくる。ゴールドエクリプスは53キロの軽ハンデが魅力。アルナシームは全5勝中4勝の距離で見直せる。