こんにちは、山本です。今週は金曜に久々の出勤。大阪梅田の会社です。食当たりもせず、パッチパチとやっております。では、早速行ってみましょうか♪
さて、今朝のこと。会社の入っているビルに入ろうとすると、入り口が施錠されている。そう、本日は天皇誕生日。祝日なんですよね。正直、全く意識をしていなくて、そういえば電車も人が少なかったなと思い返したりしましたが…。暦が全く関係ない仕事に就いた今、特に３０歳を超えたあたりから加わった祝日は本当に頭に入ってこないんですよね。海の日とか、山の日とか…。
ただ、２月２３日＝天皇誕生日というのは言われれば、すぐに鮮明に思い出す記憶があります。それはマイ・ベストダービーの２０１４年。勝ったワンアンドオンリーの、騎乗した横山典Ｊの、馬主の前田幸治氏の、さらには観戦に来られていた現在の天皇陛下、当時の皇太子殿下が、すべて２月２３日の誕生日だったからです。こんなドラマあるのかな、と何度も調べたけど間違いなかった。もちろん、ワタクシがベストダービーと言っているのは元調教師の橋口弘次郎さんが勝ったレースだからということに尽きるのですが、あらゆるドラマの詰まった祭典だったと今でも思っています。
ということで、実に珍しく競馬の話題も踏まえた前振りを書いたところで、そろそろ本題へ。明日の競馬を中心に見て行きましょう。
明日は阪神９ＲですみれＳが行われます。先週の更新で橋口厩舎のミカエルパシャ（牡、父エピファネイア）に関しては、優駿ツイート山下記者の情報で「勝負駆け」という風にお伝えしましたが、最も賞金がある馬でも９００万が２頭。すべての馬にとっての「勝負駆け」という感じがしますね。ただ、賞金４００万の組はここを勝っても、もう「ひと押し」が必要な気がしますが…。
まずは賞金９００万組の一頭、友道厩舎のメリオーレム（牡、父シュヴァルグラン）です。こちらは何度も書いているように１週前追い切りの動きが実に秀逸。その時はカタールにいた友道調教師も「本当にいい動きだったみたいだね」とスタッフからいい報告を受けているようです。「先週の動きが抜群。ジョッキー（西村淳Ｊ）もいい感触をつかんでくれたと思います。血統的にこれからの馬だと思いますが、順調に成長してくれています」と石橋助手。当週はＤＰコースでサッとでしたが、このソフトな最終調整こそ順調な証だと思いますし、３連勝は十分にありそうです。
続いては、このメンバーで唯一、２２００メートルを経験、しかも勝っている池添厩舎のウィープディライト（牡、父ドゥラメンテ）です。こちらは前走で初勝利へ導いた松山Ｊが今週の追い切りにも騎乗しました。「相手に強い馬はいますが、この馬自身は成長して、使うたびに良くなっています」と良化を感じ取っている様子。先ほども書きましたが、この「距離経験」というのは大きな武器になるのでは、と思っています。
あとは矢作厩舎のホウオウプロサンゲ（牡、父キズナ）でしょうかね。今回は久々の実戦になりますが、金羅助手は「先週、ムルザバエフＪが乗って、感触は良かったみたいです。時計的にも動けています。切れる脚はまだそこまでないですが、アイビーＳ（２着）みたいな競馬なら脚は使いますからね」と語ってくれました。個人的には、これも何度も書いていますが、ハイレベルと思っている京都２歳Ｓ組。しかも、差し競馬の中で先行策に出ていたのですから、十分に見直す余地があるのではと思っています。
さて、その矢作厩舎からシンエンペラー（牡、父Ｓｉｙｏｕｎｉ）も参戦する我が社杯、報知杯弥生賞がいよいよ来週に迫ってきました。今年は結構、いいメンバーがそろった感じですよね。ただ、栗東からは昨日の更新で書いたサンライズジパング（牡、父キズナ）ぐらいですかね、現時点では。
この馬はどうなんだと思う存在は現状、美浦の方に多い。まず真っ先に気になるのはホウオウプロサンゲ同様に、アイビーＳでレガレイラに先着している、しかもこちらは無敗馬のダノンエアズロック（牡、父モーリス）の復帰戦でしょうね。あとは鹿戸厩舎で２戦２勝、ともに完勝のトロヴァトーレ（牡、父レイデオロ）。個人的には相沢厩舎のアドミラルシップ（牡、父ゴールドシップ）に巻き返しの可能性を感じていて、スローの瞬発力勝負になった前走は度外視できるんじゃないかな、と思っているんです。ホープフルＳの好走は決してフロックじゃないはずです！
ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。
小倉８Ｒ・５アサクサゲンキ（珍しく障害から。小倉の鬼が「今は本当にいいですね」と生野助手が太鼓判を押す状態なら）
続いては馬券王への道 延長戦でございます。
小倉５Ｒ・１ゴージョニーゴー（調教に騎乗した藤岡康Ｊが好感触）
小倉１２Ｒ・１５マテンロウボンド（能力はかなり高い。距離短縮で反撃）
京都８Ｒ・９オカリナ（ここから２レースは先行激化を見込んだ「短距離の差し」狙い。阪神へのコース替わりはプラス）
中山１２Ｒ・１０カンザシ（脚は十分に通用。差し込む）
今日はここまで、また明日です。ではでは
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