【中山11R・中山記念】過去10年間で9頭の勝ち馬が4角4番手以内(22年は逃げ切り)。開幕週らしく、多少ペースが速くなっても前めで立ち回った馬が有利で、傾向に合致する脚質の◎エルトンバローズから入る。
全4勝の4角通過順は(5)(2)(3)(4)番手。2走前の毎日王冠はスタートを決めて楽々と好位をキープすると、直線は最後までしっかり脚を伸ばしてG1馬(2着ソングライン、3着シュネルマイスター)の追撃をしのぎきった。
前走はメンバーレベルが一気に上がったことで好位こそ確保できなかったが、4角8番手とこの馬としては後方の位置取りからでも崩れず0秒2差の4着。十分に力を示したG1初挑戦だった。
レース後は放牧に出てリフレッシュし、帰厩後の調整は順調。中山は初だが、持ち味である操縦性の良さから難なくこなせるはず。さらなる飛躍に向け、今年初戦からきっちり結果を出す。
皐月賞馬ソールオリエンスのここ2戦は距離が長かった印象。新馬戦以来となる1800メートルで復活Vを狙う。レッドモンレーヴは決め脚比べになればひけをとらない。