【阪神10R・マーガレットS】実績上位のナナオが2馬身半差の完勝 桜花賞へは向かわずに葵Sが目標

和田竜二騎手を背に直線で差し切り1着でゴールするナナオ(左)(カメラ・岩田 大補)
和田竜二騎手を背に直線で差し切り1着でゴールするナナオ(左)(カメラ・岩田 大補)

 2月25日の阪神10R・マーガレットS・リステッド(3歳オープン、芝1200メートル=11頭立て)は単勝2番人気のナナオ(牝、栗東・小栗実厩舎、父ロードカナロア)が好位から抜け出す完勝で3勝目を挙げた。単勝1番人気だったビッグドリーム(牡、栗東・西園正都厩舎、父ビッグアーサー)は見せ場なく、8着に敗れた。勝ち時計は1分9秒4(重)。

 道中は逃げるピューロマジック(松山弘平騎手)を見ながら、インで脚をためての追走。直線で進路を確保すると、追ってからの脚も力強く、早々と先頭に立ち、最後は逃げ粘った2着に2馬身半差をつけた。

 和田竜二騎手は「スタートよく、いい形になりました。ノメっていたけど、手前をかえてからはスッと伸びてくれた。あのスピードがあるなら短距離かなと思います」と振り返った。

 小栗実調教師は「やはり、1200~1400メートルがベストじゃないですかね」と分析。今後は桜花賞・G1(4月7日、阪神競馬場・芝1600メートル)には向かわず、大目標は葵S・G3(5月25日、京都競馬場・芝1200メートル)。そこまでに一度使うかは今後、検討される。

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