高杉吏麒(りき)騎手=栗東・藤岡健一厩舎=は、デビューを迎えるにあたり、師匠の藤岡調教師から厳しくも愛情の詰まった指導を受けながら精進している。「先生に一生ついていこうと思います」と尊敬のまなざしで見つめる。「競馬なので勝つことが大事。結果を求めて乗りたいですが、ルールにのっとって安全に回って来られるようにも気を付けたい」と気を引き締めた。
デビュー週は、小倉で4鞍に騎乗する。デビュー戦となる土曜2Rでコンビを組む自厩舎のファイツオンは、最終追い切りに騎乗し、CWコースで6ハロン88秒1―11秒1と力強い動き。「いい動きでしたし、不安なく臨めます」と初勝利を意識。「ダッシュ力を生かして、積極的な競馬ができれば」のタイキエルキーオも楽しみにしていた。
【土曜小倉】
2R ファイツオン
7R キモンキャリントン
【日曜小倉】
1R タイキエルキーオ
6R コムルヴァン