◆第19回オーシャンS・G3(3月2日、中山・芝1200メートル=1着馬に高松宮記念への優先出走権、稍重)
高松宮記念の前哨戦となる短距離重賞は16頭立てで争われ、横山武史騎手騎乗の1番人気・トウシンマカオ(牡5歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ビッグアーサー)が直線で脚を伸ばし接戦を制した。前走の京阪杯から連勝で重賞3勝目。勝ちタイムは1分8秒0。
2着は2番人気のビッグシーザー(坂井瑠星騎手)、3着は3番人気のバースクライ(岩田望来騎手)が入った。
横山武史騎手(トウシンマカオ=1着)「過去に乗っていたレースを見てスタートが速かったですし、あとは僕が馬の邪魔をせずにいれば出てくれると思っていて、期待していた通り馬がすごくいいところにいてくれました。(すぐに控えたが)流れが速くなるのかなというのと、ためて良さが生きると思っていたので馬のリズムを尊重しつつ、そのなかでためられればと思っていたので理想的な競馬ができました。過去のレースをみていても素晴らしい馬だと思っていたので、アクシデント(菅原明騎手が虫垂炎のため)で急きょ乗り替わりになりましたが、依頼をしてくれたオーナー、高柳瑞調教師に感謝したいですし、一番は頑張った馬に感謝したいです。素晴らしいはじけっぷりでした。(久しぶりの重賞勝ちですが)いつも素晴らしい馬に乗せて頂いていますが、なかなかものにできなくて歯がゆい思いもあって、急きょということでしたが、頂いた依頼をものにできて最低限の仕事ができたと思います。能力はG1でもやれると思いますし、もっと良くなると菅原明騎手と陣営の高柳瑞調教師からも聞いていたので、さらに良くなると思います」