◆第19回オーシャンS・G3(3月2日、中山・芝1200メートル=1着馬に高松宮記念への優先出走権、稍重)
高松宮記念の前哨戦となる短距離重賞は16頭立てで争われ、横山武史騎手騎乗の1番人気・トウシンマカオ(牡5歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ビッグアーサー)が直線で脚を伸ばし接戦を制した。前走の京阪杯から連勝で重賞3勝目。勝ちタイムは1分8秒0。
2着は2番人気のビッグシーザー(坂井瑠星騎手)、3着は3番人気のバースクライ(岩田望来騎手)が入った。
ミルコ・デムーロ騎手(キミワクイーン=5着)「馬の状態はすごく良かった。以前よりも力をつけていて、緩い馬場も問題なかった。久々のぶんで最後は甘くなってしまったけど、これから走ってきそう」
戸崎圭太騎手(ショウナンハクラク=6着)「折り合いは大丈夫。上手に走ったけど(体を)伸ばして走るところがあるので、良馬場のほうがいい」
三浦皇成騎手(グレイトゲイナー=7着)「いいリズムで行けたけど、3~4角で馬場の悪いところに。そこが、かわいそうだった」
津村明秀騎手(マテンロウオリオン=8着)「初めての1200メートルでも流れに乗ることができました。最後までやめずに頑張ってくれたので、これがきっかけになれば」
レイチェル・キング騎手(バルサムノート=9着)「気難しい面があり、ゲートで集中できずに後方から。3、4角では荒れた馬場を気にしていたので、直線では外に出しました。普通にスタートを出れば1200メートルでも大丈夫」
吉田豊騎手(カイザーメランジェ=10着)「一瞬しか脚を使えないと聞いていた。そこは使ってくれている感じですが、もう少しでしたね」
浜中俊騎手(ダディーズビビッド=11着)「3、4角の馬場が悪かったが、その点は気にしていなかった。今日はそれよりも外枠が響いた」
石川裕紀人騎手(オタルエバー=12着)「思い切って積極的な競馬をしたが、脚を取られた。馬場が悪いわりにペースが速かった。良馬場のほうがいい」
大野拓弥騎手(シュバルツカイザー=13着)「馬場は大丈夫だけど、前走より反応が悪かった。ここを使って上向けば」
横山和生騎手(ジュビリーヘッド=14着)「馬の雰囲気は良かったが、馬場があまり合わなかった。頑張ったけど最後は余力がなかった」
川須栄彦騎手(ボンボヤージ=15着)「スタートから促して、道中はロスなく立ち回れたけど、4角前で脚を取られた。直線は盛り返して、よく頑張ってくれた」
松岡正海騎手(シナモンスティック=16着)「息の入りが悪く、前回と同じだった。夏場のほうがいいのかな…」