3日で引退する小桧山悟調教師(70)=美浦=が中山8R・タケルジャックでラストランを迎え、11着に終わった。
厩舎から3名の調教師を輩出するなど、優秀な人材をサークル内に送り出してきた。その愛弟子たちがデザイン、作成した水色のジャージを身にまとった関係者がウィナーズサークルに集まり、大きな人の輪ができた。小桧山調教師は「みんながニコニコして、こんなに幸せな引退式はない」と終始、笑顔が絶えなかった。今後は「2人(所属した原優介、佐藤翔馬騎手)の大ブレイクを期待して応援していきます」と激励。最後には2人と抱擁し、28年の調教師生活にピリオドを打った。