【中山牝馬S】好時計を出したタガノパッション 武幸調教師「先週までもしっかりとやっている」

タガノパッション
タガノパッション

◆第42回中山牝馬S・G3(3月9日、中山・芝1800メートル)追い切り=3月5日、栗東トレセン

 愛知杯で2着だったタガノパッション(牝6歳、栗東・武幸四郎厩舎、父キングカメハメハ)は、雨の降るなか、火曜日追いを行った。坂路で50秒7―12秒4の好時計を楽々とマークし、状態のよさをアピールした。武幸調教師は「日曜(3日)に坂路で馬場入りを嫌がったので、今日やれるならやろうと思った。体調はいいですよ」と全休日明けに追い切った意図を説明した。

 前走後は小倉大賞典を除外になり、短期放牧を挟んでここへ。「先週までもしっかりやっているからね。前走は騎手がうまく乗ってくれた。力は足りる」と指揮官。引き続き牝馬戦で、斤量は据え置きの53キロ。再度好走があっても驚けない。

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