【フラワーC】マルコタージュが母プロヴィナージュの果たせなかった重賞制覇を狙う

マルコタージュ
マルコタージュ

◆第38回フラワーC・G3(3月16日、中山競馬場・芝1800メートル)

  デビュー2戦目で重賞に挑戦するマルコタージュ(牝3歳、美浦・小島茂之厩舎、父ドゥラメンテ)の母は、2008年秋華賞で3着に入るなど重賞戦線で活躍したプロヴィナージュ。同馬も管理していた小島調教師は「ブルドーザーみたいな馬だった。パワーがあったね」と当時を懐かしみながら、「この子は素軽い感じ」とまだ幼い娘と比較する。

 1週前追い切りの3月6日は、トレーナー自らまたがり美浦・Wコースを6ハロン86秒6―12秒1。スムーズな動きは素質の高さを感じさせる。「まだまだよ。小手先で走っていますよ」と指揮官は辛口だが、「前回は前にいたから残れた。でも、かわしかえす気持ちは持っている。中山コースは気にしないと思う」と好走への期待も寄せた。母が手の届かなかったタイトル奪取を果たす。

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