◆第38回ファルコンS・G3(3月16日、中京・芝1400メートル)=3月15日、栗東トレセン
マーガレットS4着だったミルテンベルク(牡3歳、栗東・武英智厩舎、父モーリス)が巻き返しを狙う。この日は坂路を65秒7―15秒8のキャンター。「使って良くなっていますし、雰囲気はいいですね」と武英調教師もうなずいた。
「折り合い重視の競馬でした」と振り返った前走は、スタートで後手に回り、直線では後方10番手からメンバー最速の34秒7の末脚で4着まで押し上げた。先行力も持っているだけに、1ハロンの距離延長となる今回に向け脚質の幅が広がったことはプラスだろう。「前進気勢が強いので折り合いがスムーズなら」とトレーナーはレースのポイントを挙げていた。