【阪神11R・若葉S】ミスタージーティーVに藤岡佑介騎手「成長の余地を残す中で、このパフォーマンス」

若葉Sを制したミスタージーティー(カメラ・岩崎 龍一)
若葉Sを制したミスタージーティー(カメラ・岩崎 龍一)

◆若葉S・リステッド(3歳オープン、3月16日、阪神競馬場・芝2000メートル、2着までに皐月賞の優先出走権=良)

 皐月賞・G1(4月14日、中山競馬場・芝2000メートル)の優先出走権をかけた関西で唯一のトライアルは3歳馬9頭立て(オルトパラティウム出走取消)で行われ、単勝1番人気で藤岡佑介騎手騎乗のミスタージーティー(牡、栗東・矢作芳人厩舎、父ドゥラメンテ)が勝利。ホープフルS(5着)、共同通信杯(7着)では不完全燃焼の競馬が続いていたが、見事に巻き返し、本番への切符をつかんだ。勝ち時計は1分59秒7。

 単勝6番人気で菱田裕二騎手騎乗のホウオウプロサンゲ(牡、栗東・矢作芳人厩舎、父キズナ)が2着に続き、セレクト当歳セールで4億1000万円の高値がついた素質馬も切符を手にした。矢作厩舎は報知杯弥生賞ディープインパクト記念で2着だったシンエンペラー(牡、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ)に続く優先出走権獲得となった。

 3着は2番人気のキープカルム(鮫島克駿騎手)だった。

 藤岡佑介騎手(ミスタージーティー=1着)「前が止まらない馬場で、いかに馬のリズムを保って好位を取れるかでしたが、落ち着いてスタートを切ってくれました。上がりに寄った競馬になったので、あまり大きな着差はつきませんでしたが、抜け出してからも余裕がありました。馬体に成長の余地を残す中で、このパフォーマンス。勝つことが春のクラシックのための絶対条件でしたからホッとしています。すごく魅力的な馬で、伸びしろのある馬。応援してあげてください」

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