【阪神9R・山陽特別】福永祐一厩舎×川田将雅騎手の初コンビは2着 福永師「さすがです」

プリモカリーナに騎乗した川田将雅騎手(左)と言葉を交わす福永祐一調教師(カメラ・高橋 由二)
プリモカリーナに騎乗した川田将雅騎手(左)と言葉を交わす福永祐一調教師(カメラ・高橋 由二)

 開業2週目、3戦目で初勝利を狙った福永祐一厩舎=栗東=のプリモカリーナ(牝5歳、父サトノアラジン)が、17日の阪神9R・山陽特別(4歳上2勝クラス、芝1400メートル)に出走。パドックで福永調教師が川田将雅騎手の足を上げると、場内が少しどよめいた。出遅れたが、内で促しつつ好位で脚をためる。手応え十分に直線に向き、よく伸びたが、逃げ切ったサウンドブライアン(菅原明良騎手)の1馬身差2着に迫ったところがゴールだった。

サウンドブライアン(左)がプリモカリーナに1馬身差をつけ逃げ切り勝ち(カメラ・高橋 由二)
サウンドブライアン(左)がプリモカリーナに1馬身差をつけ逃げ切り勝ち(カメラ・高橋 由二)

 レース後は川田騎手と談笑しながらパトロールビデオを確認。福永師は「馬自身は良化途上でしたが、よく走らせてくれました。スタートは、練習から後ろに下がる癖があったので、次は修正していきたい。うまくいいポジションをとって、もともとこういう馬場も良くない中、ジョッキーが走りやすいように支えて走らせてくれました。最後もしっかり動かしてくれてさすがです。内容には満足しています」と笑顔で対応。福永厩舎は初陣から3戦連続2着となった。

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