藤田菜七子騎手が中山12Rでうれしい今年初勝利「勝てずに苦しかったけど良かった」

ヨリノサファイヤに騎乗し、今年の初勝利をあげた藤田菜七子騎手(カメラ・荒牧 徹)
ヨリノサファイヤに騎乗し、今年の初勝利をあげた藤田菜七子騎手(カメラ・荒牧 徹)

 3月17日の中山12R(4歳上2勝クラス、ダート2400メートル=16頭立て)で藤田菜七子騎手=美浦・根本康広厩舎=は、自厩舎のヨリノサファイヤ(牝4歳、父コパノリッキー)に騎乗し、今年JRA初勝利を挙げた。5番人気のパートナーを前、前で運ぶ積極策で後続に8馬身差をつける独走劇を演じた。

 藤田菜七子騎手は「馬の状態がすごく良さそうだったので自信を持って乗りました。ゲートもポンと出ていい位置で運べましたし、最後まで余裕がありました。後ろを離しているのもターフビジョンを見て分かっていました。すごく時間がかかってしまった。勝てずに苦しかったですが、たくさん乗せていただいたこともあってこうして勝つことができて良かったです。もっともっと勝っていかるように頑張りたいです」と喜びを表した。

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