【中山11R・マーチステークス】◎ブライアンセンスから入る。前走の東海Sは序盤でスムーズさを欠いてポジションを下げるロスが痛かったが、直線でゴーサインが出てからの反応は上々。前が有利な展開で0秒5差の4着まで迫った。キャリア9戦目で初の馬券圏外にはなったが、昇級戦で重賞だったことを考えれば評価を下げる必要はない。
ひと息入れて中8週のローテーションで、ひと追いごとに着実に良化。今週は美浦・Wコースで古馬2勝クラスとの併せ馬でラスト1ハロン11秒1(6ハロン84秒0)を馬なりでマーク。2週続けて調教をつけた横山武も好感触で力を出せる態勢にある。中山で勝ち鞍がありコース替わりは問題なし。500キロを越える大型馬なので初の57キロも難なくこなせるはず。G3ならチャンス十分だ。
キリンジの前走は勝ち馬が強すぎたが、交流重賞3度目の2着確保と力は示した。使いつつ調子を上げており、前回より広い中央へのコース替わりも好材料。逆転候補の1番手だ。ヴァルツァーシャルは前走を含め当舞台で2勝。流れが向けば上位争いに加わってくる。