◆第68回大阪杯・G1(3月31日、阪神・芝2000メートル)=26日、美浦トレセン
ローシャムパーク(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、父ハービンジャー)は、翌日に追い切りを控えた26日、坂路を駆け上がった。田中博康調教師は「2週連続でしっかりと負荷をかけた中で、馬がこたえていないので向上したな」と中間の状態を伝えると、「大体、レースの1、2週間前から精神的に高ぶってくるけど、今回はひどくない。香港を経て少しは精神が成長したのかな」と愛馬の変化に目を細める。
香港C(8着)の時に初めて新装された坂路に入ると、飼い葉を食べなくなる想定外の事態があった。「この子なりに何か考えるところがあったのかな。今回はそこを気にせずに調整できているのは強み」と今回は順調な調整が続く。「レースでは常に一生懸命走ってくれる。このメンバーで勝つだけの力があってほしい」国内G1初参戦での巻き返しを狙っている。