【池添謙一のKen to 1】大阪杯のプラダリアで夢の兄弟G1制覇を

池添謙一騎手とプラダリア
池添謙一騎手とプラダリア

 今日の大阪杯には弟の管理馬プラダリアと挑みます。弟が調教師になってから、一緒にG1を取りたいという夢はずっと持っています。JRA重賞は4度制覇させてもらっていますが、G1は未勝利。今回こそ兄弟でG1制覇したいですね。

 実は今週、ドバイ・ゴールデンシャヒーンに出走するドンフランキーへの騎乗依頼もいただいていました。もちろん、海外レースに騎乗することに興味はありますし、大きな経験になりますが、今回は弟との夢を優先させてもらいました。ただ、弟はドバイに行くので…(苦笑)。うれしいニュースをドバイに届けられればと思います。

 これまで、G1の壁にはね返されてきたプラダリアですが、前走の内容がすごく良かった。大阪杯の舞台となる阪神2000メートルは、1コーナーまでの距離が短いので入りが大事になりますが、前走の1コーナーに入っていくまでのスピードの乗りが良く、いい形でポジションを取ることができた。コースが替わっても、と手応えを得られるレースでした。

 調整も順調です。僕が騎乗した1週前の追い切りでの感触はめちゃくちゃ良かったですし、最終追い切りに乗った弟も「状態はいい」と。G1を勝つために必要な、もうひと踏ん張りを引き出せるよう頑張ります。

    (JRA騎手)

 【阪神】

6R・ファームツエンティB

10R・リッケンバッカー C

11R・プラダリア    A

     (本紙評価)

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